最近XF16-80mmF4 R OIS WRばかり使っている

先日富士フィルムのXF16-80mmF4 R OIS WRを購入しました。

これが思った以上に良かった! 想像をこえる取り回しのしやすさで、最近はこればかり使っています。

私も買う前には結構調べたんですが、案外参考になる作例がネットになかったので、ここに最近撮ったものを並べておこうと思います。ご参考になれば。

(作例はすべてX-T3につけて、JPEG撮って出しか、わずかにRAW現像したものです)

富士フィルムのXマウント(APS-Cフォーマット)で16mm〜80mmということで、フルサイズ換算で24mm〜122mmと便利な焦点距離です。

なにせ軽い。別にCanonの5DmarkⅢに24-70/F2.8の組み合わせで使っているのですが、こちらを導入してカメラを持ち出す回数が数倍になりました。

広角端のとき。望遠端にズームしていくと…

うにょーんと鏡筒が伸びてくる。レンズを下に向けて歩いていると伸びてくるけど、ストレスになるほどではありません。

思っていたよりボケがきれい

F4通しなのであまりボケ具合はあまり期待していなかったのですが、これが案外なめらかです。

調布の深大寺で撮った早咲きの桜。後ろの葉っぱもそこまでうるさくない印象。

自宅に置いたマーガレットを最短撮影距離&望遠端で。茎や葉っぱも写り込んでいますが、けっこう健闘していると思います。

ボケ量についても、フルサイズから転向すると「ボケないな〜」と感じるかと思いきや、意外と不満はありません。

陰影をしっかり見せてくれる

マーガレットを引きで。こういった陰影を出す表現が好きなのですが、キリッと描写してくれます。

国分寺の線路際。陰影の出方がいいですよね。解像感もシャープです。

色乗りもいいと思います。コッテリめに描写してくれるのがいいです。焼き物の質感が出たのが嬉しい。最短撮影距離も35cmとよれるので、テーブル撮影にもいいですね。

望遠端の描写もなかなか

多摩川で撮ったマルタという大型魚の産卵です。これは120mmの望遠端で。

スナップにも

井の頭公園をスナップしてきました。これは広角端の16mm。簡易マクロ的に寄れます。手前の花には、感覚的にはくっつきそうなくらい近づいています。

とっさに望遠側にして撮ったカルガモ。ズーム倍率が高いので、こういう時に便利ですね。

というわけで最近気に入っているレンズをご紹介させていただきました。参考になりましたら幸いです。