【備忘録】生のハチノスから「トリッパのトマト煮込み」を作る

バルなどでついつい頼んでしまう「トリッパのトマト煮込み」。おいしいですよね。先日金沢でふらっと入ったお店で食べながら「あれ、これ自分でも作れるんちゃう?」と思ってしまいました。

そうなると、まずはメインの材料であるハチノス(牛の第2胃)を入手せねばなりません。

しかし、どんなところで入手できるかわからず、横浜市内でお肉やさんを数軒あたってみるも撃沈。多めのロットなら取り寄せてくれるというお店はありましたが、その場ですぐ売ってくれるところはなかなかありません。

そんななか、twitterで「もつ肉に明るいお肉屋さんがある」と情報いただいて伺ったのが、大口にあるこちらの北海屋さん。

看板にも「もつにく」とあります。ハチノスがないか聞いてみると、ありました。700g弱で1000円ほどとのことで、買って帰りました。ちなみにこちらのお店は牛レバーも絶品とのこと。今度トライしたい。

ずっしり。

ハチノスです。下処理されていない真っ黒なものは下ごしらえが大変というブログも見ましたが、こちらはめちゃめちゃきれい。すでにくさみもほとんどありません。

生の状態だと、イタリアンのお店での印象より随分とハチノスの目が粗い印象。

ネットやYoutubeで見たレシピをテキトーにアレンジしてやってみます。

ハチノスを下ゆでします。少量のショウガと一緒に、水からハチノスを15分程度、2回ゆでてみました。キューっと縮み、よく見るイメージのトリッパの目の粗さに変化。

オリーブオイルでにんにく、たまねぎ、人参のみじん切りを炒める。

しんなりした頃に、短冊切りにしたハチノス(トリッパ)250gくらい、カットトマト1缶、白ワイン200cc、水300cc、コンソメ顆粒、ローリエを投入。フタをして1時間20分くらい、中弱火〜弱火で煮詰める。

水分が飛ぶまで煮詰めてみました。とりあえず完成!

一晩くらい味をなじませても良いらしいのですが、我慢できないのでいただきます。うむ、なかなか! くさみはまったく気にならず、上出来です。ハチノスの鮮度が良かったのかも。

ハチノスの分量はもう少し多くても良いかな、というのが改善点でしょうか。白インゲン豆なんかをいっしょに煮込んでもよさそうです。それでは!