時期は9月後半。Twitterではトビウオ幼魚、チョウチョウウオなどがタイムラインを賑わせていました。他にもナンヨウツバメウオとかマツダイとか、みなさんどうやって見つけているのでしょう・・
羨ましすぎて近場の三浦半島で岸壁採集をするも、空振りの連続。もはや西伊豆まで足を伸ばすしかない! そう決意するも、ペーパードライバーの私にとって、西伊豆はまさに陸の孤島です。
JR三島駅から特急バスで2時間かけて向かう手もありましたが、清水港からフェリーで駿河湾を横断して土肥まで行けることが判明。これだ!!
東海道線に揺られ、のんびりと清水駅に到着。みなと側の東口ターミナルに行くと、無料の送迎バスが。
ターミナルで待っていると、いつの間にかフェリーが到着。70分くらいで土肥に着くらしいです。
車やバイクで向かう人も多いですね。たしかに西側から西伊豆へ向かうには、陸路より便利かも。
いざ乗船。歩きで乗り込んだ人は、右側の階段で上へと昇ります。
清水港を出発。かなり大きな港湾都市ですね。出港して10分くらいで、海面にシュモクザメを発見。。
ウトウトしていたら土肥が近づいていました。流石にここまで来ると海の色がまったく違います。すぐに陸地が切り立っていて、離島に来たような感覚。
フェリーを降りて足元を見るといきなりソラスズメダイらしき魚影が!さすが西伊豆。綺麗だなあ
西伊豆といえば、楽しみは民宿のご飯。美味しくいただきました。
翌日、某港へ移動。じつは夜間もある漁港で岸壁採集を試みたのですが、まったく何も採れずに惨敗。西伊豆の洗礼を浴びたのでした。
この日訪れた場所でも、網を伸ばして採集できるような魚は見つからず、あきらめて釣りに作戦変更。するとチョウチョウウオ、トゲチョウチョウウオなどが集まってきました。だがサビキは見切られる・・
サビキで食いついてくれるのはこの子。可愛いけどね。オキアミのウキ釣りに変更すると、かなり反応が良くなりました。すると美しいタカベの群れがきました。
タカベは図鑑でも魚屋さんで見ても、もっと黒っぽいイメージだったので、生きている状態の美しさにびっくり。この美しさに出会えるのは捕まえてこそですよね。
そしてトゲチョウチョウウオもヒット!オキアミで釣れるんですね〜
その他、今回港にいたのはアイゴ、チョウチョウウオ、キタマクラ、ホンソメワケベラ、ハコフグ、メジナ、オヤビッチャ、タカノハダイなど。
もともとの岸壁採集では惨敗でしたが、西伊豆らしい魚を見られました。
帰り道はバスで修善寺駅→三島駅経由で帰りましたが、やはりフェリーのほうが楽しかったです。