【滋賀】3年ぶりに沖島・湖上荘に再訪でまたまた湖魚づくし

12月の前半、琵琶湖の中にある離島・沖島に行ってきました。目的は、2回目の訪問となる湖上荘です。

【滋賀】湖魚づくしに涙。琵琶湖に浮かぶ離島「沖島」のノスタルジックな漁師町へ

3年前の5月に訪問した際、圧倒的な湖魚づくしに大感動し、再訪を誓ったのでした。そして今月、コロナ禍を耐え忍びいよいよ実現したという次第。

ご一緒したのは山溪いきもの部魚班メンバーとO. obscura(@JapaneseLoach)氏。今回もありがとうございました。

今回は、以前より1本早めの16時台の船に乗船できました。湖上荘から見える夕日が綺麗と聞いていたので、明るい時間に乗船です。

終盤ながら紅葉もいい感じ。

湖面にはオオバンがいっぱい。

沖島に到着。また来ちゃいました。

港から湖上荘に向かって一本道を歩いていきます。

湖上荘に到着

 ちょうど夕日が美しい時間に到着。荷物を置かせてもらい、玄関の前でしばしぼーっとします。女将さんもお元気そうで嬉しい。

18時になり、いよいよ夕食がスタート。

スゴモロコの南蛮漬け

コアユの飴煮

おおっ!鍋材がきましたがこれは新しい・・!今回はなんとコイの味噌鍋です。身の右下にあるのはコイの卵です。

白菜、九条ネギ?、コイを放り込んで、ぐつぐつ煮ていきます。

そして、前回感動した鮒寿司!

ツンとするような酸味はまるでなく、最高に美味しいです。個人的にはいままで食べた鮒寿司でベスト。

コイの刺身です。旨味がつよくて素晴らしい刺身。

コイの味噌鍋の具がなじんで、いい感じになってきました。

味噌とコイがこんなに合うとはー!生姜、九条ネギ、味噌なども各自がいい役割をしています。味噌も自家製だそう。

ニゴロブナの煮付け。切れ目の入れ方が独特です。

天ぷらはスジエビ、ワカサギ、ニゴロブナ。ニゴロブナって特有の香りと酸味がありますよね?(個人的感想)

焼く前のヒガイを見せてもらいました。でかい。15センチは軽くありそうです。

ヒガイの素焼き。味わいを例えるならば淡白なアジのよう。

シメはイサザと野菜の卵とじ。

朝食でハスの塩焼きを食べて弁財天へ

朝ごはんもたっぷりといただきました。ハスの塩焼きも。

船の出発まで少し時間があるので、弁財天さんまで行ってみようということに。

朝の沖島は霧が立ち込めていました。

自前のカラーリングが施された自転車。

家庭菜園や古い漁師の家のわきを抜けて歩いてゆく。

お社は階段を登っていった先の、湖を見下ろせるところにありました。弁財天さんなので船の往来を見渡せるような立地なんですね。ちょっと江ノ島を思い出しました。

ビワマスの産卵は見られずも・・

沖島以外には、高島市方面や長浜市内でも川を巡ってきました。ちょっと見たかったのがビワマスの産卵。

12月の2週目ということで時期的に遅いのはわかりつつ、数日前までガンガンみられたとのこと。ですが! いくつか川を巡ってみるもののビワマスの姿は見られず・・

とはいえO. obscura氏に案内してもらって、いろいろな魚と出会えました。ありがとう!

いわゆるホッチャレ状態のビワマスは確認。力尽きた姿もかっこいいぜ・・

ビワマスのイクラ!淡い黄色が美しいです。

ヒガイのなかま

ズーナマ

オヤニラミ殿。国内移入種であります。

カマツカのなかま・・

アブラボテ

ニシシマドジョウ

オオガタスジシマドジョウのメス

ツチフキ

【岐阜】淡水魚の水族館 アクア・トトぎふに行ってきました

淡水魚の水族館といえばアクア・トトぎふ。

一度は行きたいと思いながらお邪魔できていなかったのですが、先日ついに行ってまいりました。

岐阜県は各務原市にある淡水魚の水族館です。東京から行くとなると、名古屋に行くついでに寄るには、行けそうで遠いという絶妙な距離感。

水族館だけの予定で日帰りしてみることにしました。

そして今回はかねがねお会いしてみたいと思っていた、アクアトトぎふにめちゃくちゃ詳しいイラストレーターのオワコマさん@owarikomakixにご一緒いただけることに。幸せすぎる!

水族館は木曽川のほとりにある「河川環境楽園 木曽川水園」のなかに位置しています。ほかには観覧車やアウトドアフィールドなども充実。

いざ水族館へ。入場すると早々にエレベーターで4Fに案内されます。

長良川を源流から下流へ

世界の淡水魚ももちろん目玉ですが、まず始まるのは長良川の源流から河口までをイメージした展示。透明な天井で、光が綺麗に水槽に入ってきます。

自然光が差し込む展示室は、明るくてありがたい!その一方で、ガラス面に自分の姿が映り込みやすいので、写真はちょっと撮りにくいかも。

展示は長良川を源流から下流へと降っていくような構成になっていました。

出迎えてくれたサンショウウオたち。オワコマさんにいろいろ教えていただく。

オオサンショウウオやニホンイシガメも!

だいぶ下流の方に来ると「用水路の生きもの」コーナーが。こういう環境が一番好きです。

セキショウモ茂る水槽。これは管理が大変そうですが、めちゃくちゃ美しい!

この水槽で見られたのはカワバタモロコ、アブラボテ、トウカイコガタスジシマドジョウなど。トウカイコガタはやっぱり小さいですね。

下流の方になってくると、小型水槽も充実。

トウカイヨシノボリ

ウシモツゴ

そしていよいよ最下流に近づいてきました。やっぱりこの辺りの雰囲気も好きだな〜

ワタカ、ボラなどと一緒に、イタセンパラが特別展示されていました。

ふと気がつくと、まだ世界の淡水魚を見ていない段階でお昼に・・

世界の淡水魚はメコン川からスタート

そしていよいよ、世界の淡水魚展示へ。メコン川をはじめとした、アジアの淡水魚からスタート。

メコン川コーナーの手前に、中国の淡水魚も。現地で採集してみたい・・

カラヒガイ Sarcocheilichthys sinensis

コヒガイ Sarcocheilichthys parvus

シニボティア・ロブスタSinibotia robusta

グリーンバーブ barbodes semifasciolatus

そしていよいよメコン川。こちらは中流のそれほど大きくない魚が集められた水槽。とはいってもデカイですが・・

ハンパラバーブ Hampala macrolepidota

レッドフィンバーブ Barbonymus schwanefeldii

レッドフィンジャイアントバーブ Leptobarbus hoevenii

ルシオソマ・セティゲルム Luciosoma setigerum

レッドフィンボティア Yasuhikotakia modesta すごい寝相だ・・

そして大型魚水槽へ!1匹1匹の大きさはもちろん、これだけ集まるとワクワク感がすごい。

パーカーホ。コイ科の最大種で大きくなると3mほどになるらしい・・デカすぎる。この子はかなり寸詰まりのような気が。

タイガーバーブ

メコンオオナマズ

イエローフィンバーブ

トランスルーセントグラスキャット

レインボーシャーク

 

アフリカのコンゴ川、南米のアマゾン川

ゴライアスタイガーフィッシュ